海外ドラマ「ウォーキングデッド」第1シーズンを見たので感想をば

ゾンビというものを時間かけて扱えばかなり面白くなるんだな、と思った。全体通してかなりシリアス。主人公が昏睡から目覚めたら世界はゾンビだらけ、というのはもはやお約束。主人公は保安官なのだが、制服じゃないと嫌だったりわざわざ帽子を探したり、と緊急事態にも関わらず自分が「保安官」であるという体裁にこだわっているよう。そして見つけた馬に乗ってアトランタを探索するあたりは、開拓民と先住民というアメリカの歴史構造を想起させもする。ゾンビ=先住民なんてどんな構造だよw とは思ったけど。
あとシリアスなので、生と死に関するドラマはかなり綿密にやろうとしていた。埋葬するシーンとか。尊厳死の部分とか。
なかなかよかったです。